ヘレン・グローブ・ホワイトによる Art×Science Sessionにて刺激をうけました!!

10月18日(木)に八戸工業大学のKDプラザで開催された、ヘレン・グローブ・ホワイトによる 特別レクチャー、Art×Science Session に参加しました。

ヘレンさんはS-AIRのアーティスト・イン・レジデンスプログラムの一環で、六ヶ所村や大間町などでのリサーチのために1週間程、青森に滞在しているとのことでした。

地元ウェールズの『Power in the Land 大地の力』という原子力発電所に関する共同プロジェクトに焦点を当てているヘレンさんは原子力の在り方やそれに対する考え方について話してくれました

その他に、核に関心をもつ人たちの『X-10』というアーティストグループを結成し活動を行っているそうです。

ヘレンさんの地元でも原子力発電所建設の是非を問う住民運動があり、生活意識と切り離せないものになっていたのだろうと感じました。

「今回のレクチャーはアートとサイエンスが題材だが、科学技術が進歩する日々でそれを捉える方法としてアートを用いた。」とおっしゃっていました。私たち一般市民が固いイメージを抱く科学をアートとして表現することで、それを目で観て共感する第一歩になるのではないかと思いました。

また、アーティストとしてその核のある現場をただ写真で収めるのではなく、実際にアクションを起こすことで、より現場の空気が伝わることがわかりました。

実際に原子力発電所の廃品を使った作品の中には私が参考にしたいものもあり、今後作品を制作をする機会にぜひ参考にしたいと思いました。笑

大変、勉強になるトークイベントでした。

トーク終了後の質問タイムの際も、多くの学生から意識の高い疑問や感想が飛び交い、創生デザイン学科にとっても良い時間になったと感じました。


"Alternative Photography"

懐かしいワードが聞こえてきたりもしました。


デンバーも自分の作品制作を中断し、レクチャーに参加してくれました。

Thank you!!




Terry

AIR-H

Artist in Residence Hachinohe 2017年より、青森県八戸市をベースにAIR(アーティストインレジデンス)や、プロジェクト等を行っています。 AIR-H was established in 2017. We are organizing AIR programme, and art projects in Hachinohe-city, Aomori, Japan.