「長万部写真道場 再考」-北海道における写真記録のこれから-

中村絵美さんの主宰する長万部写真道場研究所による写真展とフォーラムのお知らせです。

http://occ-lab.org/

以下引用

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■写真展■

戦後復興期に精力的に活動した長万部町の写真愛好家集団「長万部写真道場」の写真群を、調査後初めて一般公開します。

彼らは当時のリアリズム写真運動の影響を受けながら、長万部町をフィールドに、町中で働く人々や開拓農家、漁師といった、町を支える人々の多様な生活の姿を写真に収めていました。また、澤博氏、河東篤氏を中心としたメンバーたちは、全国誌の写真コンテストに応募したり、戦後の北海道写真家の草分けである掛川源一郎氏をはじめとする道内の写真家たちと積極的に交流したりしながら、特色ある長万部の暮らしを地元から発信し続けました。彼らが撮影した写真から、昭和の長万部の暮らしを紹介します。

2018/2/11(日・祝)~2/25(日)

10:00~18:00

北海道山越郡長万部町字長万部411番地216

長万部町学習文化センター 町民文化ギャラリー

入場無料

*休館日2月12日(月)、19日(月)

*最終日2月25日(日)は15時まで

■フォーラム■

長万部の人々にとって身近な場面や風景を捉えた「長万部写真道場」の写真は、北海道の歴史や日本写真史においてどのような意味や価値を持っているのでしょうか。郷土写真の研究者や写真評論家による講演や意見交換によって紐解きながら、地域の文化資源としての可能性について考えます。

2018/2/25(日)

10:00-14:15

長万部町学習文化センター 文化ホール

入場無料

基調講演1「郷土に写真を残す~青森県立美術館での実践を通じて」/高橋しげみ(青森県立美術館学芸主幹)

基調講演2「『掛川源一郎写真集 大地に生きる-北海道の沖縄村-』を読む」/倉石信乃(明治大学教授)

プレゼンテーション「長万部写真道場 調査報告」/中村絵美(長万部写真道場研究所主宰)

パネルディスカッション

■関連イベント■

「長万部写真道場」撮影地見学ツアー

長万部写真道場が撮影した場所を実際に訪れます。現在の町の風景と写真のつながりなどについて解説を交えながら町を歩きます。

2018/2/24(土) 15:00~

長万部町学習文化センター ロビー集合

参加費500円

要申し込み・・・氏名、電話番号を明記してinfo[a]occ-lab.orgまでご連絡ください([a]を@に変えてください)。チラシの電話番号にご連絡いただいても結構です。

[主催] 長万部写真道場研究所、北海道開拓写真研究協議会

[後援] 長万部町、長万部町教育委員会

[協力] あをば荘

[助成] 公益財団法人北海道地域活動振興協会

AIR-H

Artist in Residence Hachinohe 2017年より、青森県八戸市をベースにAIR(アーティストインレジデンス)や、プロジェクト等を行っています。 AIR-H was established in 2017. We are organizing AIR programme, and art projects in Hachinohe-city, Aomori, Japan.